大学時代の友人と/みな大きくなった [日常]
大学時代の友人4人で会合。
海浜幕張駅から徒歩15分、欧風を意識したパティオスという街並みの一角にある中華料理屋で約一年ぶりの再会をしました。以前会ったのは一昨年の大晦日でやっぱり海浜幕張だったか。
会合の主役は国家試験を無事に終え4月から研修医として働くこととなったコーイチ君。僕らが卒業した大学はいわゆる”医学部崩れ”が異様に多くて、同じクラスでも10~15人くらいの奴が在学中や卒業後に他大学医学部に行ってしまいました。だいたい教育学部なのに教員になるのはほんの数パーセントで、取得する学位も教育学士じゃなくて理学士という中途半端さですもん。僕のように”院進学から生物で就職”指向なんて人は少なかったんじゃないかな。
そんなわけで今日会った友人3人も、ひとりはコーイチ君より3年先輩で医者となり、もうひとりは経営コンサルタント会社に勤めながら医学部へ学士入学を狙っているという、まー根っから医療に魅せられちゃってる連中であります。ふた昔前のお医者様マンセー時代ならいざ知らず、医療過誤や訴訟に怯え奴隷のように働かなければならないような現代において医者を目指そうなんて彼らは凄いと思う。地域医療、救命救急といった、ともすれば崩壊しつつある分野をあえて選択してました。その理由が「ドラマ救命病棟24時の進藤(江口洋介)がかっこよかったから」というシンプルなものですが理由なんてどうでもいい。
しかしこうやって久しぶりに会って語るのもいいもんですね。まあ僕は友達と呼べるような人は少ないのですけど。10年前大学に入学した時は皆田舎から出てきた垢抜けない若造だったのに、30歳を超えメタボや加齢臭に悩みつつも自分の仕事にプライドを持ち、夢を雄弁に語る彼らは僕にはいささか眩し過ぎた…いやいやおめーも頑張れって話ですけど。
次は休みが合えば旅行でも行こうと約束しました。学生時代4人で行った高知県にでも。
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