バンザイ～好きでよかった～／ウルフルズ

友人の結婚式でよほど疲れたのだろう、嫁さんはまだ寝室から出てこない。
心配していた余興もなかなかのデキだったらしい。ホントよかったね。
それにしても現在午後二時である。

僕も二次会から参加するので夕方大宮駅に向かう。
ひさしぶりに電車乗ったなぁ。総武線は大学四年間（＋浪人一年間）、
京浜東北線は田端～大宮間で二年弱利用していたが、千葉に帰ってきてからは
電車に乗る機会は極端に減ってしまったのだ。

電車が発車してからちょっとして、僕は読んでいた小説を閉じiPodの電源を切って
向かいの窓から外をぼーっと眺めた。何年間も見ていたはずの景色は少し変わって
いるように思える。そりゃそうだ、あれから六年も経っているんだもんな。

感傷に浸っているうちに大宮駅に到着。
キヨスクでウェットティッシュを買って履いていた革靴の汚れを取り、
トイレでネクタイを締めなおした。いやぁ暑い。今日も30度超えなんじゃない!?

改札を出るとそこには数年前よりずっとキレイでおしゃれになった大宮駅が！
おいおい誰だよ千葉と埼玉がライバルだなんてほざいたのは。（僕です）
千葉駅と大宮駅だけで比べたら、広さといい入っている店舗の数や質、
どれをとっても完敗である。田舎者は呆然と立ち尽くした。

敗北感に打ちひしがれながら大宮アルシェのソフマップでPDAなどを眺めていると、
都内で披露宴を終えた嫁さん達から連絡が入り待ち合わせをして合流。
「大宮すごいね」と話すと嫁さんとその友達は鼻をふくらませて得意顔をした。
でもあなた達は上尾と熊谷じゃないですか？とは言わなかった。大人だから。

駅そばのこじゃれた料理屋さんで二次会は行われる。
僕はビンゴの景品を会場に運び入れ、受け付けの手伝いをしたが
何もしないで突っ立ってるのもつらいので仕事があって助かった。
嫁さんは昔の職場の仲間達と談笑し盛り上がっていたようだ。

そしていよいよ新郎新婦が入場。
マツケンサンバが鳴り響く中、コスプレした二人が踊りながら現れる。

お人形さんのような可愛らしいＭちゃんと少し天然入っている広島男児Ｐさん。
本当にお似合いで幸せそうな二人を皆心から祝福した。
Ｍちゃんの母親からの手紙では危うく泣くとこだった。あぶねーあぶねー。

会場ではウルフルズの曲がエンドレスで流れていた。
二人ともウルフルズの大ファンでコンサートもよく観に行くんだそうな。
音楽の趣味が合うなんて最高じゃないか。

二次会最大の山場はＰさんがサプライズでＭちゃんのために
ウルフルズの名曲「バンザイ～好きでよかった～」を熱唱するところ。
カラオケＣＤは僕が作ってプレゼントしたものだ。

BESTだぜ!!

• アーティスト: ウルフルズ, トータス松本, 伊藤銀次, ウルフルケイスケ, 吉田建, 青島幸男, 福里真一, 藤井丈司
• 出版社/メーカー: 東芝EMI
• 発売日: 2001/04/28
• メディア: CD

というわけでウルフルズ。
Ｐさん、一生懸命歌う姿が感動的だったなぁ。
いやぁしかし二人ともいい人に出会えてよかったね！
お幸せに～

ところで嫁さんはまだ寝ている。
現在午後二時半を回った。

起きる気配は、ない…

コメント 2

おかげさまでよく眠れました。
数カ月ぶりに。
最高にすがすがしい夕方！
泣いて笑ってしゃべって歌って本当に疲れました。
（踊りは免除）
私たち体育会系グループも高齢化がすすみ、
お母さんになったり、妊婦になったり、婚約したり忙しくて
昔のようにアホアホぶりを発揮できなくなってきまして。
久しぶりにパワーを発揮できて楽しかったです。
そしてウルフルズって良いですね。
by オーロラ姫 (2005-05-01 13:23) 

おつでしたねー。
いまだかつてあんなパワフルな人達を見たことがありません。
ＭちゃんＰさんならきっと幸せになるでしょう！
で、ウルフルズ良かったスね。要チェキ。
by kasokage (2005-05-01 22:24)