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主人公がドラマー [書籍]

週間マンガって読まなくなったなぁ。
僕は世代的に少年期がジャンプ黄金時代(キン肉マン、北斗の拳、ブラックエンジェルズ等)と重なっていて、あの頃は一番マンガを読んだと思う。多いときは週にジャンプ、サンデー、マガジンと三冊を欠かさず読んでいた。

マガジンで忘れられないのはコータローまかりとおる!。あれは面白かった。このマンガは”学園もの”とか”格闘もの”とか一つのジャンルに分けるのが難しいし、まぁ分ける必要もないのだけど、最も夢中になって読んだのは第6部の”バンド編”。作者はロックや楽器が大好きなんでしょうね。主人公コータローのパートがドラムってのがよい。確かワンバスで16分を踏んだりシンバルを叩き割ったりとハチャメチャなんだけど、それまでのドラム像に縛られない明るく自由なキャラが魅力的だった。みんなで音を合わせるバンドの楽しさもテーマできっちり描かれていたし。”バンド編”でケチをつけるとすれば天光寺が出てこないことくらい。

縁の下の力持ち、ドラマーです。コータローは目立ちすぎだがそれがよい。

コータローまかりとおる! (3)

コータローまかりとおる! (3)

  • 作者: 蛭田 達也
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2004/11
  • メディア: 文庫

やはり天光寺は格好よろしい。


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