夏至／柚子胡椒・唐辛子

夏至。

太陽が天球上で最も北に位置する日。北半球では太陽の南中高度が最も高くなり、
昼間が最も長く、夜が最も短い日となる。冬至（12月22日頃）に比べると、昼間の
時間差は5時間近くもあるとか。

嫁さんの様に帰る時間が遅く会社出たら常に真っ暗なんて人達もいるだろうが、
僕は帰宅時間がちょうど日没時間にかぶっているので日の長さによって気分が
随分と違う。同じ時間に会社を出ても明るいとまだまだ何かやれそうでテンションが
高まってくるが暗いと遅くまで仕事してしまったかのような（？）錯覚に陥り気分も
滅入ってしまう。我ながら単純だなぁ。

こんな一番日の長い日に何をやってたかというと腹を壊して寝込んでいた…
毎朝腹が調子悪くなるのでおかしいなと思いつつもいつもの様に家を出たのだが、
あまりに苦しいので脂汗をかきながら帰宅後ラクトーン６粒を一気飲み。
帰ってきた嫁さんと一緒に原因を考えたら数ヶ月前に冷凍しておいたご飯を
食べたからだと判明した。彼女が古いので捨てようと外に出していたのを僕がまんまと
レンジで暖めて食べてしまったのだ。まんまとまんまを。馬鹿である。。。

しかし毎年思うのだが夏至って自分の感覚より早く訪れやしないかい？
まだ初夏と呼ばれる６月下旬の梅雨の時期にもう夏至。これからが本格的な夏だって
いうのにあとは日が短くなっていくだけ…いささか寂しい。僕だけ？あそう。

ところで冬至には柚子湯に入ったり、カボチャが入ったお汁粉（←嫌い）を食べたりする
習慣があるけど、夏至って何かあったっけ？長く寒い冬を過ごす北欧だと夏の訪れを
盛大に祝う”夏至祭”が催され、中国ではうどんやちまきを食べて邪気を追い払ったり、
病気にかからないように願ったりするらしい。へぇー。日本はこれといって何もないよね？
誰か知っていたら教えて下さいな。

柚子といえば最近食べておいしかった”柚子胡椒”と”柚子唐辛子”。
柚子胡椒はどっかのうどん屋で「よろしかったらどーぞー」なんつって店員さんに
勧められた。存在は知っていたものの実際試すのは初めてで恐る恐る入れてみると。

(*´д`*)ｳﾏーーー!!

柚子の爽やかな香りとピリ辛が絶妙。うどんの味が１ランクアップしたね、確実に。
柚子唐辛子は先日ジョリーパスタに行って注文した鶏肉と長ネギの和風塩味パスタ
（正確な名前は忘れた）に付属で、やっぱり「よろしかったらお好みで」なんつって
置いていった。パスタは水菜やレタス、刻み海苔なんかもかかっていてそれだけで
十分おいしかったのだがせっかくだから柚子唐辛子を２、３回振ってみると、これまた
ウマーであった。柚子きてるねこりゃあ。

柚子胡椒も柚子唐辛子もスパイスとしてかなり優秀だと思うがちとコツがある。
それは”かけすぎない”ことだ。柚子胡椒があんまりウマイんでスプーン２杯ごっそり
入れたらとても食えたもんじゃなかった。てか誰もやらないかそんなの。