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なみだ/アルケミスト [音楽]

K君の芝居を堪能したあとGARDEN WALK幕張へ。
海浜幕張には車で来ることが多く、たまにこうして京葉線を使って駅を降りると新鮮でよい。

15年程前に文化祭で映画を作ることになりロケ地としてこの海浜幕張駅に訪れた事がある。
今でこそパティオスに代表されるオサレーなマンションやホテル、様々なオフィスビル、
それこそGARDEN WALKのようなアウトレットショッピングモールなどで賑わっているが
その頃は”幕張新都心”の名とは程遠い、単なるだだっ広い野原であった。何もなかった。
立派にお成りになすって。

GARDEN WALK幕張2階にはたまに特設ステージが設置されアーティストがライブを
やったりしている。この日も色んな店を見ながら歩いているとふとピアノ音が聞こえてきて
誘われるようにふらふらと2階に行ってみると。嫁さんと二人で動けなくなってしまった…。

アルケミスト
ボーカル”こんやしょうたろう”とピアノ”井尻慶太”からなる男性二人組 アーティスト。
1997年11月、玉川大学学園祭前日、井尻慶太のピアノにあわせ、こんやしょうたろうが歌ってみたら、初めてなのに息がぴったり。そのまま次の日、グループ名をパウロ・コエーリョの小説『アルケミスト』 から命名し、学園祭ライブに出演、アルケミストの音楽の旅がはじまる。

色黒コワモテの外見からは想像もつかないほど(失礼!)キレイで繊細なピアノ演奏に、
ちょっと高音ハスキーで一生懸命歌うボーカル。『なみだ』という曲だそうだ。買い物をして
いた多くの人々が足を止めて彼らの曲に聞き入ってしまっていた。いい曲だもんなぁ。
ボーカルがMCで「僕はこのように左腕の肘から先がないんですけど…」と言っていた。
気付かなかったけどよく見ると確かに、ない。詩を書いたり音楽を作る上で何かしら影響が
あったのかなぁ。

最も注目したのは曲に合わせたドラム音――なんとボイスパーカッションであった。
すんげーカッコいいんですけど…!生のボイパは初めて聴いたのだがバスドラやハイハット、
スネアの音はもちろんリムショットまで強弱アクセントを付けたり、叩き方によって違う音色
を細かく表現しているじゃないか。絶対この人ドラム経験者だと思うがどうかなぁ。
でもアルケミストの曲調にはボイパは合うね。うん、合う。

ボイパの彼はアルケミストのメンバーではないけどこんな風にライブとかレコーディングに
参加しているらしい。あれだけの技術があればスタジオミュージシャンの如くボイパとして
やっていけるのだろう。いや素晴らしい。

5曲を含むシングル『なみだ』購入。
サインまでもらってしもた…。サインなんてもらうの恥ずかしいしCDさえ手に入れば満足だ、
とも思ったけどせっかくだから、ね。お二方共気さくないいお兄ちゃんって感じで(年下だけど)
思わず「ピアノ譜を出す予定はありませんか?」と聞くと「皆さんの声が事務所に届けば」と
笑っていた。ぜひピアノ弾きたいぞ!

『なみだ』は疲れている時や落ち込んでいる時に癒されそうな優しい曲がつまっている。
要チェックアーティストですねー

あぁーボイパでボンゴの音まで出てないかい?うーむ恐るべし。


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