ドイツＷ杯出場を決める／近くなったＷ杯 [スポーツ]
サッカー日本代表がドイツワールドカップアジア地区最終予選で北朝鮮を２－０で下し
３大会連続３回目の大会出場を決めた。なんと日本が予選突破国第一号だとか。
昨日僕は定時きっかりに会社を飛び出し、普段９時前に帰宅する事のない嫁さんも
朝「今日は北朝鮮戦を見るので早く帰ろう！」と同僚に宣言した通り６時半には幕張
本郷駅に向かっていた。グッジョブ！よくやった！
試合の方は前半もたついた様に見えたが終わってみれば２－０。大黒様を投入してから
俄然動きが良くなったもんなぁ。鈴木隆行は好きだけどあの交代は正解だった。柳沢の
ミドルシュートはシビれたし（外したけど）、稲本も自身が言うように”フォアザチーム”、
精力的にボランチの役目をはたしていた。無観客試合は、それに至る経緯はともかく、
新鮮で面白かったように思えるがどうだろう。柳沢は試合後に「（ゴールを）決めた時
少し寂しかったが…」とインタビューに答えていた。やはり選手はサポーターの応援は
大きな力となるんだろうな。試合が見れないのにスタジアムの回りで応援するサポーター
の心意気は関心するけど、僕は家で試合を見ながら応援したい。
それにしてもあっさりとワールドカップ出場を決めた感がある。いや色々紆余曲折あった
とは思うけど…。あの”ドーハの悲劇”で味わった何ともいえない虚しさ、敗北感。ゴンが
天を仰いで倒れこむように僕らは倒れ、ラモスが呆然と何かを呟いたように僕らも呟いた、
「なんてワールドカップは遠いんだろう」。またフランスワールドカップ出場を決めた瞬間
（中田英寿がシュートを放ちキーパーがはじいたところに野人岡野が滑り混んでＶゴール）、
まさに狂喜乱舞した。まぁ劇的な勝ち方だったのもあるけどあの時の喜びようったらない。
あーそういや先日テレビで城彰二が出演していて現日本代表に対して「彼らならやって
くれるでしょう」みたいなコメントをしていた。ちげーだろなんだよすっかり落ち着いちまって。
自分が代表に選ばれるようもっと遮二無二頑張ってくれよ！そんな台詞は引退して解説者
にでもなってから言って欲しい。フランスワールドカップではＡ級戦犯の如く非難を浴びた。
水と共に。だけど城は大会出場の立派な立役者なのだ。…と今熱くなっても仕方ないか。
そう。
今はなんつーか”本戦に出場してあたり前”みたいになってしまっている。とんでもない事
だけどね（笑）。考えてみればＪリーグは円熟し、海外で活躍する選手もいるなど１０年前
とは状況が違うもんなぁ。一番大きいのは実際に”ワールドカップに出場した”という経験
だろう。２大会出場してぐっとワールドカップが近づいたからなぁ。きっと選手もサポーターも。
ともあれ２００６年ドイツワールドカップ開幕は来年の今日、６月９日である。
目一杯応援したい。
あ、その前にコンフェデレーションズカップがあるかー
本山のドリブルが見たいぞ！
＜追記＞
ジーコ監督が無観客試合を批判
確かに。。。
面白かったなんて言って、もちろん無観客試合なんて無い方がいいですね。
6月9日付けの日経新聞朝刊スポーツ面に載っていた記事がなかなか格好良いので紹介しておきます。
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アジアカップの期間中、中国人記者に「日本は幸運に恵まれて勝っているだけでは」と問われ、ジーコは答えた。「表か裏かしかないコイントスなら幸運で勝つということはあるでしょう。でもサッカーボールは丸いものですよ。だから我々は日々、努力するのです」
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by kasokage (2005-06-11 14:46)