Piano Man／Billy Joel

美容院に行く途中ラジオから懐かしい曲が流れた。
ビリージョエルの「ピアノマン」。

ジャジーなイントロがスピーカーから流れてきて思わず、ピアノマン…と呟いた。
音楽のもつチカラの一つに、その曲を聴いていた時代に瞬間的にトリップできる、
というのがあると思う。昔の写真を見たり思い出を語ったりするのとは少し違う、
もっと感覚的に頭の中にふわーっと時代の情景が広がる、あの感じが好きだ。

ピアノ・マン

• アーティスト: ビリー・ジョエル
• 出版社/メーカー: ソニーミュージックエンタテインメント
• 発売日: 1999/01/21
• メディア: CD

初めて「ピアノマン」を聴いたのは16歳の時。
この曲は部活の定期演奏会の曲目となっていて僕はドラムを叩いた。
先輩は16ビート系の技術的に難しい曲を、一番下っ端の僕は比較的
簡単な曲を任せられる。先輩から渡された「ピアノマン」のカセットテープを
家で聴いてみて喜んだ。こんなかっちょいい曲叩いていいのー!?

それまで三拍子の曲を叩いたことはなかったけど譜面どおり演奏するのは
そう難しくはなかった。ただ、最高の盛り上がりをみせるピアノソロの箇所は
僕自身のテンションも高ぶってしまい、リズムがハシりまくってピアノパートの娘
に怒られた。メロディが気持ちよすぎて冷静じゃいられなかったのだ。未熟なり。

「ピアノマン」を聴くとやはり演奏した時の高揚感とかハシらないようにメロディを
頭で歌いながら叩いたあの感覚がよみがえってくる。ピアノの娘に怒られた事も…。

嫁さんはピアノ楽譜を持っていて弾いてくれたことがある。
僕も教えてもらったが初めの4小節で満足してしまった（難しいんだもん）。
いつかはピアノソロを！

それにしてもジャケットの写真恐いなぁ。

コメント 2

このカバー本当に恐いよね。
亡霊みたい・・・・
by 二ー (2005-04-26 00:11) 

心霊写真だよまるで。
なんでこんなんにしたんだろ（笑）？
by kasokage (2005-04-26 09:02)