サイロフォン/律旋法?Fペンタ? [アイテム]
サイロフォン(6音)。
要するに簡易木琴。
娘のおもちゃに楽器は買ってあげたいと思っていましたが知らぬ間にウチにありました。コンコンコンと木のぬくもりが感じられて良い音です。多少チカラを加減して叩かないとうまく音が鳴らずに単なる木がぶつかり合うノイズにしかならないので、力任せに腕を振るだけの今の娘に与えるにはまだ早いかもしれない。
でもいいんです。自分の起こしたアクションで何らかの音が鳴りそれで楽器に親しんでもらいたい、初めはうまく鳴らす必要なんてないんだ。千里の道も一歩から。将来的にはハチャトゥリアン「剣の舞」なんかをマリンバで演奏しちゃうかもしれないし(妄想)?そう思いながらバチを渡したら、叩くどころかバチをもぐもぐと食べようとしてた。あーそういう親しみ方?ごめん父ちゃんその使い方は思いつかなかった。
Xylophone (サイロフォン)
メイプル(カエデ)を音板にしたモダンなサイロフォンです。 ペンタトニックモデルは豊かな表現力を育めるように、 どの音板を自由に叩いてもきれいな音がつながります。
そうか初めから1オクターブ全ての音を揃えるのではなく、どれを叩いてもそれらしいフレーズになるよう音を抜いてあるのですね。いずれはハチャトゥリアンでもまずはペンタトニックから。えー…ド、レ、ファ…ファ?ファですか。詳しくは知りませんが通常ペンタトニックスケールといえば”ヨナ抜き”の「ドレミソラ」だったよなぁと思い少し調べてみました。
中国や日本の雅楽では「呂旋法」と呼ばれる音階がドレミソラドといわゆるペンタトニックですが、「律旋法」はドレファソラドという音階でまさにサイロフォンと同じでした。ちょうどピアノの黒鍵と音の配列が一緒なのかな。そしてペンタトニックの転調系であるFペンタトニック(ファソラドレ)を並び替えてもドレファソラとなりますね。ちなみにこの二つの旋法は”呂律がまわらない”の語源となっているそうです。以上豆知識。なるほどそういうことでしたか。これらを踏まえてサイロフォンを適当に叩いてみたら何気に中国っぽい。
そんな風に無意味に悩んでいる僕とは無関係に嫁さんは競馬のファンファーレを奏でていました。あれ、楽しそう。正露丸のテーマもいけるじゃん。はは楽しー。楽器は楽しくなきゃな。
遠いなぁ、ハチャトゥリアン。
お鍋の蓋が情操教育には一番良いらしいですよ。某るしゃん事典より。
by みぃも (2007-02-23 07:47)
鍋の蓋は育児カリキュラムにしっかり位置づけられてますからご安心を。
by kasokage (2007-02-23 22:35)